総合カタログ2024年版(01)
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4分後017魔法瓶でわかりやすく解説!高断熱+高気密気密処理をしていない気密処理をしているここが気密ここが断熱気密性の低い家は、いたるところにスキマがあり、温度差や風の影響で内外の空気が出入りしています。これが「漏気」です。いくら魔法瓶の中が暖かくても、フタを開けたら中の熱は逃げてしまいます。家も同様に、いくら室内を暖めてもスキマが大きければ暖気は外へ逃げてしまいます。高断熱+無気密漏気により壁の中の空気が動いている状態では、断熱材による保温効果は得られません。断熱効果を発揮させるためにも「スキマをなくすこと」すなわち「気密」が重要なのです。高断熱+無気密フタの隙間から熱が逃げていってしまう気密なし高断熱+高気密フタがしっかり閉まっているので熱が逃げない気密あり漏気冷気を送り込み検証青く冷たくなる赤く暖かいまま漏気とは?断熱と気密の関係を熱画像で検証室内側の壁内をあらわした模型を用意しました。左右に同じ断熱処理を行い、左側には気密処理を行わず、右側にだけに気密材を使用して気密処理をしています。裏側から壁内(模型)に冷気を送り込み、断熱性能が発揮できているのか熱画像の色の変化をみて検証します。気密の必要性

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